般若心経365もっと仏教ガイド

とってもやさしい仏教ガイド。 パンダ老師が入門から深いところまで分かりやすく説明します。 (伝統仏教寺院僧侶監修)


目次


回向(えこう)について

こうってどういうこと?

"まわしてける" と書いて「回向」です。

良い行いをすると「功徳くどく」が得られる。その自分が得た「功徳」は人に分け与えることができるという仏教の考え方からくるものです。

お経をあげて得た功徳を回向することは、他の人を助け、自身も無我になる修行となっています。
他の宗教にはあまりない(?)日本に伝わった仏教(大乗仏教)の素晴らしい考え方の一つです。

こうもんって何?

お寺の法要(お経を読む)では、お経を読む → 回向する という順番で行い、 回向するときは、誰々に回向をしますと表明する文章、 こうもんを読みます。

「お経を読んだ徳を、亡くなって三回忌の〇〇さんのために回向します、どうぞ安らかに」 などという内容の回向文を読んだりします。

一番有名な回向文は、般若心経365の中でもでてくる「願わくはこの功徳を以て普く一切に…」で始まる回向文です。 他にも、各宗派で定められた様々な回向文や、独自の回向文でも大丈夫です。

他にどんなこうもんがあるの?

ご縁のある宗派やお寺で定められたものを参考にするのがよいでしょう。

一般の方にも分かりやすいように、各宗派の中からシンプルなものや、 分かりやすい言葉遣いに直したものを選び次にあげました。(通例、難しい漢文などで唱える。)
以下からしっくりくるものを選んで、お経の後に読んでもよいでしょう。


お葬式について

お葬式って何?

人は死ぬと、またどこかに生まれ変わる。仏教ではそう考えられてきました。
亡くなった人が、次はより美しい場所に行けますように、仏様が次への旅を守ってくれますようにとお祈りしてお葬式をします。

仏教の生まれ死んでまた生まれるこの考え方は、四有輪転(しうりんてん)といい、 生まれる刹那 -> 生きている存在 -> 死ぬ刹那 -> 次生まれるまでの存在  の4つを繰り返すとされています。

戒名って何?

お葬式では、迷わず安らかに旅立ちができるように、亡くなった人は仏様の弟子になります。 そのとき仏様の弟子としての名前である戒名をもらいます。
今まで生きてきて起こった良いことも悪いことも、すべての縁を離れ、仏様の弟子となり旅立ちます。

本来は、生前に戒名を授かり、仏道の修行するものです。戒名を授かり、出家して仏道を歩むのがお坊さん。 戒名を授かり、出家しないで普通の仕事をしながら仏道修行をする人を居士(こじ)などと言います。

四十九日って何?

生まれ変わりは四十九日の間とされ、次の生に関わる大切な期間と考えられてきました。昔話ではエンマ様の裁判として描かれています。

この期間のことを中有(ちゅうう)、中陰(ちゅういん)などと言います。

なぜお焼香するの?

 生まれ変わりまでの間は、香りを食べる存在になるとされ、お焼香やお線香の香りをお供えしました。 香りを食べる存在なので食香(じきこう)とも呼ばれます。 お膳や果物をお供えするのもごはんや季節の香りをお供えしていると考えても良いでしょう。


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徐々に記事を追加していきます。 遅いと思いますが、 のんびりとお待ち下さい…🙏

※仏教は長い歴史があるため、諸説や宗派の差異等あります。 これは分かりやすく解説した記事です。 違いは大目にみてくださいね。 (伝統仏教寺院僧侶監修)


般若心経365 〜やさしいお経入門

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